エンジニアの海外生活@タイ

タイで現地採用として働いています。日本ではC言語のプログラマしてました デスマーチщ(゚д゚щ)カモーン♪

タイ人が日本入国のために配偶者ビザを取る方法(補足)

前回は外国人が日本人の配偶者ビザを取る方法を紹介しました。

 

kaigai-life.hatenablog.com

 

僕はこれまで「短期ビザで入国、日本で配偶者ビザに切り替える方法」で配偶者ビザを申請している。 この方法で申請するにあたり、日本入国後に気をつけたい点が2点ほどあるので補足したいと思う。

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住民票は嫁の記載がなくてもOK

短期滞在ビザ→日本人の配偶者ビザへ切り替えるために「在留資格変更許可申請(日本人の配偶者)」を日本入国後に申請する必要がある。 申請に必要な書類は次の通り。

1 在留資格変更許可申請書 1通

2 写真(縦4cm×横3cm) 1葉 ※ 申請前3か月以内に正面から撮影された無帽,無背景で鮮明なもの。 ※ 写真の裏面に申請人の氏名を記載し,申請書の写真欄に貼付して下さい。 ※ 16歳未満の方は,写真の提出は不要です。

3 配偶者(日本人)の方の戸籍謄本 1通 ※ 申請人との婚姻事実の記載があるもの。婚姻事実の記載がない場合には,戸籍謄本に加え婚姻届出受理証明書の提出をしていただきます。 ※ 発行日から3か月以内のものを提出して下さい。

4 申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書 1通 ※ 申請人が,韓国籍等で,戸籍謄本が発行される場合には,お二方の婚姻が記載された外国機関発行の戸籍謄本の提出でも差し支えありません。

5 配偶者(日本人)の方の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通 ※ 1月1日現在お住まいの市区町村の区役所・市役所・役場から発行されます。 ※ 1年間の総所得及び納税状況(税金を納めているかどうか)の両方が記載されている証明書であれば,いずれか一方でかまいません。 ※ 入国後間もない場合や転居等により,お住まいの区役所・市役所・役場から発行されない場合は,最寄りの地方入国管理官署にお問い合わせ下さい。 ※ 配偶者(日本人)の方が申請人の扶養を受けている場合等,上記5を提出できないときは,申請人の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの)を提出して下さい。 ※ 発行日から3か月以内のものを提出して下さい。

6 配偶者(日本人)の方の身元保証書[PDF] 1通 ※ 身元保証人には,日本に居住する配偶者(日本人)の方になっていただきます。

7 配偶者(日本人)の方の住民票(世帯全員の記載のあるもの) 1通 ※ 発行日から3か月以内のものを提出して下さい。

8 質問書[PDF] 1通

9 スナップ写真(夫婦で写っており,容姿がはっきり確認できるもの)2~3葉

10 パスポート 提示

11 在留カード又は在留カードとみなされる外国人登録証明書 提示

ここで僕が勘違いしたのは「7 配偶者(日本人)の方の住民票(世帯全員の記載のあるもの) 1通」だ。

この住民票は嫁とちゃんと同居していることを証明するための資料だと、僕は勝手に思い込んでいた。そのため、住民票には必ず嫁の記載もなければならないと僕は思い込んでいた。

短期滞在ビザで入国した嫁を市役所へ連れて行き、転入届を出そうしたのだが市役所から意外な答えが返ってきた。

短期滞在のビザの外国人は住民票を登録できません

えっ、まじっすか(;・∀・) by 僕

その場で入国管理局へ電話をして確認すると、「在留資格変更許可申請(日本人の配偶者)」の申請では日本人の住民票(今回の場合でいうと僕だけの住民票)があれば良いとのことでした。 つまり、日本入国後の流れは以下のようになる。

(×)日本入国→市役所→入局管理局
(○)日本入国→入局管理局→市役所

市役所への届出は、日本人の配偶者ビザを取得した後でないと申請できない点に注意しましょう。

入国管理局へは本人が行く必要あり

日本人の配偶者ビザへ切り替えるために、入国管理局へ2回必要がある。

  1. 申請書を提出する時
  2. ビザを受け取る時

まぁ、当たり前っちゃ当たり前ですね。
ただ1点注意して欲しいことは、両方とも申請者本人が行く必要があるということです。申請書を提出する時は代理人である日本人(僕)だけでもOKかな?と思ったのですが、本人(タイ人嫁)がいないとダメでした。

必ず2人で入国管理局に行くようにしましょう。
※もちろん申請者本人が日本語が話せるのであれば、申請者本人だけで行くことも可能です。

駐在員の良い点

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タイには大きく分けて、「駐在員」と「現地採用」という2種類のサラリーマンがいます。 僕はプロフィールに書いてもいるよう「現地採用」です。

他のブログでも良く書かれているネタですが、今回は僕が思う駐在員のメリットを紹介します。

駐在員の良い点

車とドライバが支給されて移動が楽チンで(゚д゚)ウマー

僕的には一番評価したい良い点です。どんなにペーペーな駐在員だろうと、基本的に1台の社有車と1人のドライバが割り当てられます。

毎日信頼できるドライバーが家まで送ってくれるので、友達やお客さんと夜遅くまで飲んでも問題ありません!

お酒好きで良く飲み歩いている僕には、喉から手が出るほど欲しい待遇ですw

この恩恵をさらに感じれる時がゴルフの時です。僕もお客さんとゴルフをする時は社有車を使うのですが、行き帰りに車の中で寝れるってやっぱり楽チン♪もちろんゴルフが終わってゴルフ場でお酒を飲んでも、帰りは何の心配もありません。

もし車がなければ友達の車に同乗、又はタクシーでゴルフ場へ行くことになります。 タクシーでゴルフ場へ行った場合、帰りにタクシーがなかなか捕まらないのが一番の問題だったりします。 (ゴルフ場がある場所は基本人里から離れてるので、フロントに言って呼んでもらっても時間がかかる)

また、タクシーのドライバはあまり信用できなので、もし途中でトイレに行きたくなった場合に、ガソリンスタンドで自分だけ降りてトイレへ行くことができません。そんな事をしたらウンコして戻ってきたら、タクシーごといなくなっていることでしょう。

やっぱり自分専用の車とドライバがあるのは良いですね。

駐在手当てが(゚д゚)ウマー

駐在員になると普段の給与に加えて、駐在手当てなるものが支給されます。

  • 僕の知り合いの1部上場企業の駐在員A君(40歳)の場合
月額給与駐在手当
60万円 20万円

1ヶ月20万円あればタイでは余裕で暮らせます。つまり、60万円はまるまる貯金することができます。 ただ、この駐在手当ですが会社によりかなり幅があります。

  • 僕の知り合いの中小企業の駐在員B君(36歳)の場合
月額給与駐在手当
40万円 なし(月額給与に含む)

このB君は現地採用から駐在になった方なのですが、あまり大きな会社ではなかっためとりあえず駐在手当て込みの月額40万円で妥結したそうです。 A君に比べると総支給40万円というのは、一見して少なく見えますが、後述する住宅手当があるためタイではそれなりにリッチな生活ができます。

住宅手当てが(゚д゚)ウマー

家賃は住宅手当てとして全て会社から支給されるため、多くの駐在員は高級コンドミニアムに住んでいます。 住宅手当も会社により幅があります。

僕が過去に出会った駐在員の中には、住宅手当として6万バーツ支給されている方がいました。 家賃6万バーツの家って想像できますか?

  • 場所はプロンポンやトンロー
  • 90平米以上で無駄に広い
  • 寝室やトイレが2つある

僕は間違いなく使いこなす自信がないww

一方で、アユタヤなど郊外の工場などに駐在する方の場合、そもそも郊外には高い家賃のコンドが存在しないため、住宅手当は12000バーツなんていう駐在も見たことがあります。

年金の心配がなくて(゚д゚)ウマー

駐在員の籍は日本にあるため、会社が厚生年金を払い続けてくれます。そのため65歳になればしっかりした年金が貰えます。 現地採用の場合、国民年金保険に加入し続ければ年金自体は貰えますが、厚生年金に比べると受給金額はぐっと下がります。

駐在中に貯金をしっかり貯めることができ、年金もしっかり貰える・・・・

駐在員の待遇は本当に良いですね!

次回は駐在員の悪い点を紹介します。

タイの銀行

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僕はバンコク銀行をメインバンクとして使っている。

タイの銀行はいろいろ便利。 特に便利だと思うことは 土日も営業していること 。 全ての支店ではないけれど、サイアムなど日本人の居住地区から気軽に行けるエリアで土日も営業している銀行はそれなりにある。

土日営業している銀行・・・・ これ、サラリーマンにとってマジ便利すぎてヤバイ

僕はサラリーマンなので、平日はオフィスで働いている。後ほど紹介するLTFの購入など銀行の窓口で手続きを行わないといけない場合、もし日本のように平日しか営業していなければ出社時間を遅らせたり、退社時間を早めたりして銀行に行く必要がある。 会社によっては半日有給をとって行く必要があるかもしれない。

銀行へ行くためだけにそんなことするのアホらし過ぎる

しかし、土日に銀行が営業しているのであれば自分の好きな時間に銀行へ行くことができるし、有給のことも気にする必要はない。

この便利さに慣れてしまうと、日本の銀行も態度を改めろよ!どれだけサービス向上心ないんだよ!とツッコミたくなる。 日本の銀行もいい加減土日休みとか言ってる場合じゃないと思うんだけど・・・・(´・ω・`)<ショボーン

そんな便利なタイの銀行で、こちらで働く多くの日本人が利用している銀行のサービスを紹介したいと思う。

預金、定期預金

僕が働いている会社からの給与は、バンコク銀行へ振り込まれる。 そのまま普通預金しててもモッタイナイので、昔は定期預金を利用していた。 『利用していた』と過去形なのは、 資金拘束期間が長い割にあまり金利が付かず 今は利用していないからだ。

あまり金利が付かずと書いたけど、日本の銀行よりははるかに高い金利が設定されている。 今、バンコク銀行のHPを確認したら以下のようなプロモーションをやっていた。

定期預金(7ヶ月) 金利:1.625%

日本のネット銀行の定期預金(1年)が0.3%なので、その5倍も金利が付いていることになる。 やはり、低金利の日本と比べると、タイの方が魅了的であることは間違いない。

ただ、一点注意点として、1.625%の金利を受け取るには20万バーツ以上預けなければならないという最低預入金が設定されている。

LTF

いわゆるタイ版投資信託。基準価格の値上がりによるキャピタルゲインも狙えるすれものなんだけど、多くの人は税金対策のために購入している(現地採用と言えども、タイではそれなりの高所得者になるため)。

購入金額が年収の15%以内であれば、購入分を全て控除できる。 ただし、控除できる最大金額は50万バーツまでである。

例えば20万バーツのLTFを購入すると、おおよそ20万バーツ✖️30%の 6万バーツが還付される

5年間保有する必要があるけれど、数え年で5年保有すれば良いので、2016年12月に購入すれば2020年の1月に売却可能となる。

LTFの注意点は、運用がタイ株式で行われるため元本割れする可能性があることだ。

生命保険

こちらもLTFと同様に税金対策のために契約する人が断然多い。

生命保険控除を利用すると、おおよそ3万バーツ還付される。

生命保険の良いところは、LTFと違い元本保証されていることだ。 僕が入っている生命保険は満期15年の払い込み7年。

7年間毎年10万バーツを支払うと15年後に支払った金額全てが返金される。 また、15年間毎年配当金を受け取ることができ、僕のケースでは15000-20000バーツ毎年受け取ることができる。 つまり、70万バーツの支払いに対して、最終的に90万バーツで戻ってきます。 15年後とちょっと先にはなるけれど、20-30代の人は加入しておいて間違いはないので、早急に加入することをお奨めします。

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皆さんもタイの銀行を使いこなしましょう!