駐在員の悪い点
前回は駐在員の良い点を紹介しました。
駐在員はメリットの方が多く、総じて悪い点がほとんどありませんが、 今日は僕が感じる駐在員のデメリットをいくつか紹介したいと思います。
駐在員の悪い点
いつかは日本へ帰国しなければならない(´・ω・`)
これが駐在員の最大のデメリットです。どんなに優秀な駐在員でも、一生駐在員のまま居続けることはできないのです。 駐在期間は多くの会社において3年~5年です。
駐在員の中には「後任もいないし、タイで一生駐在員やり続けられかどうかは俺次第」のような事を言う方がたまに居ますが・・・・
そう言って今も残っている人は一人もいません
結局、いつか帰任命令が出て帰国というパターンがほとんどなのです。
「タイでの駐在員生活」と「通常の日本の生活」とでは雲泥の差があります。タイでお金持ち気取りの生活に慣れてしまった駐在員は、日本の通常の生活に戻ることを恐れ、帰任命令が出た時点で退職という道を選ぶ方も少なくありません。
大切な事なのでもう一度言います。
駐在員はいつか帰国しなければなりません。
結構ハードワーク(´・ω・`)
駐在員は本社からあるミッションを与えられて駐在先に送られてきたはずです。
- 会社の立ち上げのために赴任
- 問題解決の責任者として赴任
- 新しいマーケット開拓のために赴任
- 現地スタッフの育成のために赴任
大げさな言い方かもしれませんが、社運を背負ってタイに来たわけです。 僕の会社に居た駐在員も本社から成果を強く求められていました。 成果を出すために、朝早くから夜遅くまでハードに働く・・・・駐在員は社運を背負っているため、ハードワークになりがちです。
出張者の対応がメンドクサイ(´・ω・`)
タイにお客さんが来れば、アテンドするのは当たり前です。 これは仕事なので当然対応しなければなりません。
ここで面倒くさいと言っているのは、本社から来る出張者のことです。 本社のお偉いさんが視察という名目のもと、よくタイへ来られます。 名目上は視察ですが、本当の目的はお姉ちゃんとやりたいだけだったりします(;´Д`)
1次会では売上のことをなじられ、2次会以降はカラオケに遅くまで付き合わなければならない・・・ 翌朝二日酔いで出社している駐在員を見ると本当に大変そうです。 そんな状態でも仕事はありますし、その夜もまた本社の出張者に付き合わなければなりません。
まぁ社内営業という意味では、駐在員にとってこれも仕事の一環なのかもしれませんね。
悪い点を書いてはみたけど・・・
2番目、3番目は仕事の一環と言えば一環なので、駐在員の悪い点は一番最初に紹介した「絶対にいつかは日本へ帰国しなければならない(´・ω・`)」に尽きます。
駐在員になりたい方は、是非ともこれらを考慮してみてください。