エンジニアの海外生活@タイ

タイで現地採用として働いています。日本ではC言語のプログラマしてました デスマーチщ(゚д゚щ)カモーン♪

タイ人が日本入国のために配偶者ビザを取る方法

僕の嫁はタイ人なので、日本に長期滞在する場合にはビザが必要となる。 もちろん僕らは偽装結婚ではなくちゃんとした結婚なので、取得するビザは配偶者ビザとなる。

僕はこれまで2度配偶者ビザを申請したことがあるのだが、結構面倒なので備忘録としてその一連の手続き方法を残しておきたいと思う。

駐在を終えて日本へタイ人嫁と帰る人などは是非とも参考にして欲しい。

f:id:kaigai-life:20160225211800j:plain

配偶者ビザを取る方法は2種類ある

まず基本的なところから抑えていこう。以前の僕は配偶者ビザを取る方法を1つだと思っていた。 しかし、これが大きな間違い。 配偶者ビザを取る方法は以下の2つがある。

  • タイで配偶者ビザを取得する方法
  • 短期ビザで入国、日本で配偶者ビザに切り替える方法

結論から言えば僕は2回とも後者の方法で配偶者ビザを取得した。 しかし、それぞれメリットデメリットがあるので、細かく見て行ってみよう。

タイで配偶者ビザを取得する方法

こちらの方が堅実的な方法と言える。まず最初に在留資格証明書を取得して、配偶者ビザをタイで取ってしまうという方法。 タイで配偶者ビザが発行されるため、日本入国の時に揉めることはまずない。

しかし、こちらには大きなデメリットが1つある。 それは在留資格証明を取得するのに最大3か月かかるということだ。

例えば日本帰国が急遽決まり、来月から日本に住む必要があるとする。 このような場合、日本人のあなたはすぐに日本へ行けるが、嫁が日本へ来るのは3ヶ月後となる。

審査に3ヶ月はかかりすぎだろう・・・と個人的には入国管理局に文句を言いたい。

短期ビザで入国、日本で配偶者ビザに切り替える方法

前述した時間的デメリットを解決できる方法がこちら。 まず、嫁はタイで90日間短期滞在(配偶者)ビザを取得する。 そのビザで日本へ入国して、90日以内に在留資格を短期滞在から配偶者へ切り替えるのである。 最初の短期滞在ビザは5日で発行されるため、急な帰国でもt嫁と一緒に日本へ行くことが可能となる。

どう考えてもこちらの方法の方が、良さそうに見えるが、やはりデメリットが存在する。 それは日本入国後の90日以内に配偶者ビザに切り替えられる保証はないということだ。

どういうことかというと、日本入国後に入国管理局に行き、在留資格変更許可申請を提出する必要があるのだが、 この審査にやはり最大3ヶ月かかるのである。

また3ヶ月かい!なんでやねん!入国管理局!っとツッコミたい。

短期滞在のビザの有効期限は90日のため、もし切り替えが間に合わなければ、嫁をタイへ一度帰国させる必要がある。 これはかなり懐にやさしくない。

またこちら方法の場合は、短期滞在ビザによる日本入国の際にも揉めることがある。 僕の経験談を共有したいと思う。

90日間の短期滞在ビザを持った僕の嫁。 意気揚々と日本へ入国しようとしたのだが、空港の入国管理局で入国の許可が中々下りなかった。 入国許可が下りなかった理由・・・それは帰りの航空券の日付が90以上の日付になっていたからだった。 僕は日本入国後に在留資格を切り替えを予定していたため、嫁の飛行機のチケットは1年のオープンチケットを与えていた。 滞在許可90日にもかかわらず、1年の滞在を示すオープンチケット・・・・不法滞在の疑いがあるため入国許可が下りなかったのだ。

結局どうしたかというと「在留資格の切り替えが間に合わなかったら帰国する予定です。」ということを何度も伝えて入国許可が下りました。 (実際、本当にそうするつもりだったので)

いずれにせよ、こちらの方法も万能ではないので注意が必要です。

まとめ

どちらの方法で配偶者ビザを取るかはそれぞれの事情次第ですが、基本的には日本に行くまでに時間がある人は「タイで配偶者ビザを取得する方法」、時間的余裕がない人は「短期ビザで入国、日本で配偶者ビザに切り替える方法」を選ぶと良いでしょう。